御茶ノ水〜湯島を歩く
多くの文化人が住み、学び、愛したまちコース概要
- START!御茶ノ水駅
- 史跡湯島聖堂
- お茶の水おりがみ会館
- 本郷給水所公苑
- 東京都水道歴史館
- 日本サッカーミュージアム
- 霊雲寺
- 麟祥院
- 三菱史料館
- 湯島天満宮(湯島天神)
- GOAL!湯島駅
日本の学校教育発祥の地として知られる湯島聖堂から、学問の神様・菅原道真公を祀り、古くは江戸庶民の文化の発信地として親しまれ、現在でも受験生の合格祈願で有名な湯島天神までを巡るコース。江戸から現代へと受け継がれる学問の歴史と文化に浸ってみませんか。
START!御茶ノ水駅
史跡湯島聖堂
1690年、上野忍岡の林羅山邸内にあった孔子廟を五代将軍・綱吉がこの地へ移したのがはじまり。1797年には、西隣に幕府直轄の昌平坂学問所が開設されました。現在の建物は、関東大震災後の1935年に鉄筋コンクリート造りで再建したものです。
お茶の水おりがみ会館
日本の伝統文化、和紙・折り紙・千代紙 について見て遊んで学べるスポット。和紙の魅力を詰め込んだ企画ギャラリーのほか、和紙を使った教室や染め工房なども併設しています。オリジナルの折り紙やキットを取り揃えるショップも人気です。
日本サッカーミュージアム
日本サッカー協会が、2002年FIFAワールドカップ日韓大会の開催を記念し、2003年にオープン。B1階には、Jリーグコーナーやオリジナルグッズが手に入るショップ、B2階には、FIFAワールドカップに関する貴重な資料の展示や3Dの迫力ある映像が楽しめるシアターを完備しています。
霊雲寺
五代将軍・綱吉によって、1691年に将軍家の祈願寺として創建。かつて境内には伽藍や学寮が整い、土塀をめぐらした大寺院で、江戸時代の名刹としてその規模を誇っていました。関東大震災と第二次世界大戦で焼失し、現在の本堂は1976年に再建されました。
麟祥院
1624年、春日局の願により三代将軍・家光の命で殿堂を造立。「報恩山天澤寺」と称し、後に「天澤山麟祥院」と改号。春日局の墓石の四方と台石には穴があり、「願いが通る」と江戸時代より人々に参詣されました。
三菱史料館
1996年に公益財団法人三菱経済研究所の付属施設として開設された史料館。岩崎彌太郎にはじまる三菱の歴史に関する史料を収集・保存・公開。ロビーでのビデオ上映や小冊子の頒布もあるので、わかりやすく学ぶことができます。所蔵史料数は約7万4千点にも及びます。
湯島天満宮(湯島天神)
学問の神様・菅原道真公を祀る神社で、湯島天神と呼ばれています。梅の名所としても有名です。境内には、銅製の鳥居(都指定文化財)や迷子探しの奇縁氷人石(区指定文化財)があります。1995年には社殿が総檜造りで改築されました。境内に至るまでには、男坂、女坂、夫婦坂の3つの坂があります。